研修評価のEPOC2への入力にあたり、下記の手順を確認して下さい
当院では、以下の診療科で臨床研修後の専門研修プログラムを設けています。
- マニュアル
- オリエンテーション動画
- 当院電子カルテの共通フォルダ:総合臨床教育・研修センター内に詳細の説明文書を用意します。
- 自身のUMIN-IDを確認
- 所属施設にUMIN-IDを報告(1年目のCプログラム研修医のみ)
- EPOC2サイト の研修医欄からログイン可能か確認
(サイトは自身のデバイスでお気に入りなどに登録しておいてください。) - 上記サイトからメール転送設定
皆さんの評価が指導医から入力があった場合、そのお知らせがUMIN-ID発行時に付与されたメールアドレス(UMIN IDの文字列@umin.ac.jp)に連絡メールが届きます。
- 間違いなく確認するために、必ず使用するアドレス(kuhpアドレスなど)に転送の手続きを行ってください(転送設定)。
注意
登録時に患者さんの京大カルテIDを入力しますが、入力後に暗号化され、パスワード入力が求められます。
8桁のパスワードを案内していますので、必ず研修センターが連絡したパスワードを全症例で共通で利用して下さい。
分からない方は研修センターまでご連絡下さい
一度パスワードを入力するとその後に変更はできず、忘れると誰も復旧することはできませんので、必ず覚えておいてください。
以上が出来たら、研修修了に必要な以下の4つを必ず入力していってください。
- 経験すべき症候(29項目)/疾病・病態(26項目)
…2年間ですべての症候と疾患の登録が必要です - 研修医評価票Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
- 基本的臨床手技の登録
- 一般外来研修の記録
1.経験すべき症候(29項目)/疾患(26項目)の登録には病歴要約の記載が必要です。
病歴要約はカルテ内にかく入院サマリーや外来サマリーを指します。
記載欄があるのではないことにご注意ください。サマリーには以下の項目を必ず記載してください。
【病歴(現病歴や既往歴など)】【身体所見】【検査所見】 【アセスメント】【プラン(診断、治療、教育)】【考察】 |
※別途レポートの提出、EPOC2の登録画面への記載はありません。
【経験すべき29症候】
外来又は病棟において、下記の症候を呈する患者について、病歴、身体所見、簡単な検査。所見に基づく臨床推論と、病態を考慮した初期対応を行う。
ショック | 下血・血便 | 体重減少・るい痩 | 嘔気・嘔吐 |
発疹 | 腹痛 | 黄疸 | 便通異常 (下痢・便秘) |
発熱 | 熱傷・外傷 | もの忘れ | 腰・背部痛 |
頭痛 | 関節痛 | めまい | 運動麻痺・筋力低下 |
意識障害・ 失神 | 排尿障害 (尿失禁・排尿困難) |
けいれん発作 | 興奮・せん妄 |
視力障害 | 抑うつ | 胸痛 | 成長・発達の障害 |
心停止 | 妊娠・出産 | 呼吸困難 | 終末期の症候 |
吐血・喀血 |
【経験すべき26疾病・病態】
外来又は病棟において、下記の疾病・病態を有する患者の診療にあたる。
脳血管障害 | 消化性潰瘍 | 認知症 | 肝炎・肝硬変 |
急性冠症候群 | 胆石症 | 心不全 | 大腸癌 |
大動脈瘤 | 腎盂腎炎 | 高血圧症 | 尿路結石 |
肺癌 | 腎不全 | 肺炎 | 高エネルギー外傷・骨折 |
急性上気道炎 | 糖尿病 | 気管支喘息 | 脂質異常症 |
COPD | うつ病 | 急性胃腸炎 | 統合失調症 |
胃癌 | 依存症 (ニコチン・アルコール・薬物・病的賭博) |
指導医登録について
- 登録時に指導医の登録欄が出てきます。
- 症候・疾患
- 手技についてはその時に指導していただいた先生のお名前を選択してください。
研修医評価票は各診療科の研修ワーキンググループの先生に確認をしてください。
選択する際に指導医の名前が見つからない場合は登録がされていないかもしれません。
同じく各診療科の先生に相談してください。
<不明な点があれば>
研修センターにまずお問い合わせください。