京大病院 初期臨床研修の目指すもの
- 大学病院ならびに協力病院のもつ豊富な学識と経験を最大限にいかし、広くプライマリーケアの素養を習得する
- 優秀な指導医のもとで高度先端医療を担うチームの一員 として、医療の質と安全を意識しつつ、将来のキャリアパスにつながる研修をめざす
- プロフェッショナルとしての高い倫理観に根ざして、社会に貢献できる医師の育成を目標とする
研修責任者からのメッセージ
研修管理委員長/医師臨床教育・研修部長
片岡仁美
初期研修の2年間は、その後の専門医や研究を含めた様々なキャリアの通過点ですが、その2年をいかに過ごすかで、その後の医師としての基本的な姿勢や方向がかなり決まります。京都大学病院(病院群)研修プログラムは、優れた指導者や研究者が身近に豊富にいることもさることながら、大学ならではの多種多様な研修の機会を提供しています。
出身大学には全くこだわりません。現在も半数以上は他大学出身者です。ここ数年で卒前の医学部教育や卒後の専門医制度が大きく変化しており、初期臨床研修も、2020年度からプログラムや評価システムなどが改訂されています。そのなかで多くの人材が京大病院群での初期研修を経て、その後のプロフェッショナルとしてのさらなる研鑽や活躍に繋げていっていることを嬉しく思います。